沿革
1911年 11月 |
初代、鴫谷仲次郎がオリエンタル織機工業を福山市東桜町に創設。織機の製造を行う。
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1952年 3月 | 工作機械の製造を計画、万能兼工具研削盤の開発に着手。 |
1958年 9月 | 名称をシギヤ精機工業所に改称。
工作機械製造に全面転換。円筒研削盤の開発に着手。 |
1960年 11月 | 法人組織に改組、資本金150万円で株式会社シギヤ精機製作所を設立。 |
1961年 1月 |
業務拡大のため本社工場を福山市西神島町(現神島町)に移転。 |
1963年 4月 | 東京営業所を東京都中央区に開設。 |
1967年 8月 | 大阪出張所(現営業所)を大阪市淀川区に開設。 |
1970年 7月 | 名古屋出張所(現営業所)を名古屋市に開設。 |
1974年 2月 | 眼鏡用加工機の販売体制を確立。同部門を分離独立し、系列会社グランド精工株式会社を設立。 |
1984年 10月 | 現本社工場が福山市箕島町に完成し、全面移転。 |
1985年 1月 | 太田出張所を群馬県太田市に開設。 |
1986年 6月 | 浜松出張所を静岡県浜松市に開設。 |
1988年 12月 | 系列会社シギヤ機工株式会社を設立。 オーバーホール・レトロフィット事業の充実を図る。 |
1990年 7月 | SHIGIYA (USA) LTD.をイリノイ州シカゴに設立。 米国での営業・サービス事業を開始。 |
1992年 5月 | 恒温工場が完成。 研削仕上げ加工の高度化を図る。 最新の機械の展示及びテスト加工エリアを新規設置。 |
1994年 5月 | 東京営業所を埼玉県川口市に移転。 |
1999年 3月 | ISO9001の認証を取得。 製品及びサービスを一貫して提供する能力を持ち、顧客満足度の向上を目指す。 |
2005年 4月 | 組立エリア2・精密測定室が完成。 三次元測定機を導入し製品の品位向上を目指す。 |
2005年 5月 | 上海事務所を開設。 |
2006年 10月 | 技術棟、営業棟、管理棟を増改築。 |
2007年 1月 | 組立エリア3が完成。 組立能力50%増強を図る。 |
2008年 8月 | 平研恒温エリアが完成。 超精密門型平面研削盤を導入。 加工精度及び大型ベッドの加工能力の向上。 キサゲ・研削加工リードタイムを60%短縮。 |
2010年 9月 | SF PRECISION CO., LTD.(現 SHIGIYA MACHINERY KOREA Co., Ltd.)を韓国に設立。 |
2010年 10月 | SHIGIYA (THAILAND) LTD.を設立。 営業・サービス及び改造業務を開始。 喜基雅精机商貿(上海)有限公司を設立。 上海事務所を現地法人として設立し、営業・サービス業務を開始。 |
2011年 1月 | 立形CNCアンギュラ円筒研削盤GAV-10・15が、日刊工業新聞社主催 第53回(2010年)「十大新製品賞 中堅・中小企業賞」を受賞。 |
2011年 11月 | 創業100周年を迎える。 |
2013年 4月 | グランド精工株式会社並びにシギヤ機工株式会社を株式会社シギヤ精機製作所に吸収合併。 GS事業部(眼科眼鏡機器)を新設。 |
2013年 5月 | 新事務所棟が本社敷地内に完成。 |
2013年 10月 | SHIGIYA (USA) LTD.をイリノイ州シャンバーグに移転。 |
2013年 11月 | 大型機組立エリア4が完成。 組立能力40%増強を図る。 相談役 鴫谷定昌、秋の黄綬褒章を受章。 |
2015年 1月 | 韓国の現地法人SF PRECISION CO., LTD.をSHIGIYA MACHINERY KOREA Co., Ltd.に改名。 韓国国内納入機のオーバーホール事業の充実を図る。 |
2015年 3月 | がんばる中小企業・小規模事業者300社に選定される。 |
2016年 10月 | 海外での生産拠点となる合弁会社TAIWAN SHIGIYA CO., LTD.を設立。 台湾でのGPLT-30シリーズ生産。 |
2017年 12月 | 地域未来牽引企業に選定される。 |
2019年 8月 | 「高速CNC偏心ピン研削盤GPEL-30B.25の開発」の業績題目で、公益社団法人 砥粒加工学会より「砥粒加工学会技術賞」を受賞。 |
2022年 3月 | 本社工場を拡張。 生産能力を20%増強し、短納期対応の強化を図る。 |
2022年 12月 | GS事業部(眼科眼鏡機器)を閉鎖。 |
2023年 12月 | 韓国現地法人「SHIGIYA MACHINERY KOREA Co.,Ltd」を撤退(清算)。 |
2024年 5月 | ショールームをテクニカルセンターに改装。 |
開発履歴
1955年 | ・万能兼工具研削盤の試作機 完成 |
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1959年 | ・G-24型円筒研削盤 完成 |
1964年 | ・クランクピン研削盤兼用大型円筒研削盤 完成 |
1965年 | ・小物部品量産用のG-18型円筒研削盤 完成 |
1970年 | ・G-24シリーズ機をグレードアップしたG-27シリーズ機 完成 |
1974年 | ・GP-65型センタ間距離4,000mmの大型研削盤を開発 |
1978年 | ・GAS-27型アンギュラスライド円筒研削盤 完成 |
1979年 | ・GP-45型センタ間距離2,200mm円筒研削盤 完成 |
1980年 | ・多種中量生産に最適な当社初のCNC円筒研削盤GN-27 完成 |
1982年 | ・G-27シリーズをG-30シリーズに改良
・G-18シリーズをG-20シリーズに改良 |
1988年 | ・G-30シリーズをG-30Bシリーズに改良 |
1991年 | ・GP-65BシリーズをGP-65Dシリーズに改良 国内最大級のテーブルトラバースタイプの大型CNC円筒研削盤。 最大ワーク重量3,000kgを支持する主軸台・心押台を標準装備、標準といし外径Φ915mm(オプションでΦ1,065mm)を優れた回転精度で保持するといし台など高剛性設計のコンポーネントが大物軸類・大径ロールの高精度・高能率研削を可能としました。 ・大型CNC円筒研削盤 完成 |
1992年 | ・コンパクト型CNC円筒、アンギュラ研削盤 GPC/GAC-30・40 完成 |
1996年 | ・CNCマスタレスカム研削盤 GCM-30 完成
・汎用CNC円筒研削盤GPS-30シリーズ 完成 |
1998年 | ・コンクリートベッドを使用した超精密円筒研削盤 GPX-30 完成
・GAS-30シリーズをGAS-30Bシリーズに改良 といし径Φ610mm、といし幅最大120mmまで装着可能。 といし軸の高精度回転による精密重研削と外径・端面同時研削による高能率加工を実現しています。 |
1999年 | ・GPC-30をGPC-30Bに改良 といし台トラバースタイプの研削盤。 心間400mmクラスで間口1,950mmを実現。 といし径Φ610mm、といし幅125mm、といし軸モータ15kW搭載可能(オプション)。 自動化への対応が容易にでき、生産ラインの構築に一役買うコンパクトタイプです。 ・GAC-30をGAC-30Bに改良 といし台トラバースタイプの研削盤。 心間400mmクラスで間口1,950mmを実現。 といし径Φ610mm、といし幅125mm、といし軸モータ15kW搭載可能(オプション)。 自動化への対応が容易にでき、生産ラインの構築に一役買うコンパクトタイプです。 ・HDD用ガラス基板加工機 APG-35 完成 ・CNCアンギュラ型汎用円筒研削盤GAE-30シリーズ 完成 |
2000年 | ・小物部品向けCNC円筒/アンギュラ研削盤 GPC/GAC-20 完成
・CNCコンパクト型ゴムロール研削盤GRN-20シリーズ 完成 |
2001年 | ・小型HDDにも対応する 内外径同時研削盤 APG-10T 完成
・小物部品向けCNC2頭式円筒研削盤 GNW-20・10 完成 |
2002年 | ・CNCマスタレスカム研削盤GCM-30シリーズを改良しGCMH-30シリーズ 完成
・CNC偏心ピン/ポリゴン研削盤GPES-30シリーズ 完成 ・CVT専用研削盤GSF-30 完成 |
2003年 | ・CNCセンタレス円筒研削盤 GCO-16 完成 センタレス研削盤にトラバース機能(Z軸スライド)を付加し、優れた生産性と加工精度の両立を可能にしました。 Z軸スライドにより、超硬ドリルなど小径・長尺な加工物を高精度に加工することが可能。 ローダ装置を搭載することにより、自動化にも対応が可能。 ・CNC万能研削盤GSUシリーズを開発 |
2004年 | ・コンパクト型CNC円筒研削盤 GPC-30B・25 完成 といし台トラバースでプレーンタイプ。心間250mmで間口1,580mmを実現。 といし径Φ510mmを標準としました。 自動化への対応が容易で、生産ラインの構築に一役買うコンパクトタイプです。 ・CNCハンドル付円筒研削盤 GPH-30シリーズ 完成 生産現場の要望から生まれた機種。 単品から小ロット生産と様々なシーンで貢献するCNC円筒研削盤。 マイスターハンドルと洗練された操作ボタンやレイアウトにより匠の技を実現します。 加工範囲のセッティングは、電子ストッパでスマート段取り。 段取り時間の短縮と作業者の負担を軽減します。 |
2006年 | ・コンパクト型CNC円筒研削盤 GAC-30B・25 完成 といし台トラバースでアンギュラタイプ。心間250mmで間口1,580mmを実現。 といし径Φ510mmを標準としました。 自動化への対応が容易で、生産ラインの構築に一役買うコンパクトタイプです。 ・CNC2頭式円筒研削盤 GNW-30・25 完成 2ヘッド方式による2箇所同時研削で高い生産性を実現。 左側といし台は非旋回式。右側といし台は傾斜角度8°。 といし径Φ510mm、ACサーボモータ直結式ロータリドレッサ(ドレススピンドル回転数 毎分10,000回転)。 |
2008年 | ・超精密CNC円筒研削盤 GPX-30をGPXⅡ-30シリーズに改良 「SHIGIYA」の技術の粋を結集! コア技術である非真円動圧軸受け式といし台に加え クローズド型静圧スライド式といし台送りとシギヤ製極低振動といし軸モータ および静圧主軸台により機械振動の発生を抑え高精度な研削面に仕上げることが可能です。 機械前面に搭載されたといし台送りハンドルおよびテーブル送りハンドル機構により 汎用機の感覚で超精密研削加工が可能です。 ・リニアモータ式コンパクトCNCアンギュラ円筒研削盤GACL-20・20 完成 といし台切り込み(X軸)・トラバース(Z軸)にリニアモータおよび高分解能リニアスケールを採用し高精度な位置決めを可能にしました。 熱変形を考慮した新設計ベッドと、といし径Φ510mmを標準装備した高剛性といし台ユニットを採用し、高精度・高生産性に貢献します。 機械間口を1,500mmとし省スペース化を実現。 ローダとの組み合わせにより自動化対応も可能です。 ・CNCアンギュラ型汎用円筒研削盤GAE-30シリーズをGAE-30Bシリーズに改良 GAE-30シリーズのフルモデルチェンジ。 好評のCNCアンギュラ円筒研削盤GAE-30Bシリーズに心間250mmを新たに設定。マシン幅を従来比38%削減に成功。 といし台ユニットは従来のといし径Φ455mmからΦ510mmにサイズアップし、高生産性・高稼動率化に貢献します。 |
2010年 | ・汎用中型円筒研削盤GP-45BシリーズをGP-45Dシリーズに改良 ・CNC万能研削盤GSU-40シリーズをGSU-40Bシリーズに改良 といし台旋回をダイレクトドライブ方式とし、高速でバックラッシュの無い高い位置決め精度を実現しました。 といし取付パターンを10パターンに集約し、様々な複合研削加工への対応や工程集約を可能としました。 X軸静圧スライドとC-X軸制御(オプション)により、偏心円・ポリゴン研削にも対応可能となりました。 ・CNC偏心ピン/ポリゴン研削盤GPES-30シリーズをGPES-30Bシリーズに改良 ベッド及び各ユニットをモデルチェンジし、さらに高剛性かつコンパクト化(前モデル比70%)を実現しました。 クローズド型静圧スライド式といし台送りとダイレクトドライブ式主軸台により、高品位・高精度研削を可能としました。 パンチ部品のポリゴン研削、クランクシャフトのピン研削、円筒研削など様々な研削加工に対応が可能です。 ・CNC円筒研削盤GPL-30シリーズをGPL-30Bシリーズに改良 GPL-30Bシリーズに心間250mmを新たに設定。生産ラインの省スペース化に貢献します。 ベッド本体とといし台ベースを一体化し、本体の剛性をアップ。さらに高負荷研削を可能としました。 ・立形CNCアンギュラ円筒研削盤GAV-10・15を開発 「機械幅を極限まで小さく」をコンセプトに開発!機械間口780mmを実現。 生産ラインの省スペース化に貢献します。 日本初!両センタ支持方式での立形研削盤。小物の加工に最適なマシンです。 アンギュラタイプで、外径・端面加工に対応が可能です。 ・超精密NCセンタ穴研削盤GHC-15・130を開発 シギヤの技術力を結集し、今までにない超精密仕様のセンタ穴研削盤を開発。 といし軸にシギヤ製静圧式遊星軸受けを採用し、センタ穴を超精密に研削することが可能。 センタ穴を高精度に加工することにより、円筒研削の加工精度のワンランクアップが可能。 ・GPH-30シリーズをマイスターハンドル付CNC円筒研削盤GPH-30Bシリーズに改良 マイスターハンドルが作業能率を高め、精密研削を可能にします。 ベッド本体の剛性アップにより、さらに高負荷研削も可能としました。 |
2011年 | ・立形CNCアンギュラ円筒研削盤GAV-10・20 完成 立形CNCアンギュラ円筒研削盤GAV-10・15をマイナーチェンジ。 長さ200mm以下の小物工作物に最適な両センタ支持方式の立形CNC円筒研削盤です。 コンパクトを追求したボディで、生産ラインの省スペース化に貢献します。 プレーンとアンギュラともに鏡像パターンを準備。 複数台の設置でも多彩なレイアウトアレンジによる自動化を可能にしました。 徹底的な振動対策、熱変形対策を施した革新的門形構造で、安定した寸法精度を実現しました。 ・立形CNC円筒研削盤GPV-10・20 完成 |
2012年 | ・高速CNC偏心ピン研削盤GPEL-30・25を開発 世界トップレベルの高速ピン研削を実現(工作物回転400min-1)。 クランクシャフトの高能率・高生産に寄与する高速CNC偏心ピン研削盤です。 偏心量や位相角度の変更は、対話ソフトで簡単設定。 治具交換を必要としないため、段取り時間の短縮と作業者の負担を軽減します。 ビルトインといし軸モータでといし台を軽量化。 といし台送りモータにリニアモータを、主軸回転には高出力ビルトインサーボモータを採用したことにより、 高速かつ安定したC-X軸制御を実現しました。 さらに、テーブルトラバースタイプとし、高精度研削を可能としました。 |
2014年 | ・両駆動CNC円筒研削盤GPD-20・43 完成 「無段取り」「加工精度向上」「メンテナンス性向上」を基本コンセプトに、完全新設計の両センタドライブ方式の円筒研削盤。 NC移動式主軸台を左右ともに標準装備し、ワーク長30~430mmまでの心間調整を無段取りにて対応可能。 CBNホイール+多段測定定寸装置の組み合わせにより、高精度で安定した加工精度を実現します。 |
2018年 | ・CNC円筒研削盤GMP-30.30(量産ライン向け)開発 仕様の標準化、パッケージ化により、お客様のご要望に迅速に対応。 専用ベッドにより、コンパクト化とメンテナンス性向上を実現。 量産加工機として自動化、高生産性に対応したオプションを準備。 ・高速CNC偏心ピン研削盤GPEL-30・25をGPEL-30B.25に改良 GPEL-30・25をフルモデルチェンジ。 主軸台・といし台送り(リニアモータ送り)の剛性アップとモータ出力アップにより、さらに安定した高速加工を可能としました。 両センタ、チャック等幅広いツーリングに対応。 専用ベッドにより、従来機に比べ、間口を17%省スペース化。 ・GPH-30Bシリーズにオプションとして新型マイスターハンドルをラインナップ 洗練されたデザインと機能の新型マイスターハンドルにより、一層安全で使いやすくなりました。 |